2020年12月17日木曜日

小学校 次年度から35人以下学級へ

 すでに報道の通り、文科省と財務省の折衝によって、次年度から小学校において、35人以下学級が実現する見通しとなりました。

 

https://mainichi.jp/articles/20201216/k00/00m/010/284000c 

 

しかし、現在、措置されている加配の定数を、35人以下学級の定員に振り向けるものとなっており、加配があることによって、学校運営が成り立っているところは、その加配が引き上げられることになり、学校体制を新たに組まねばなりません。学校が必要とする加配措置はできるだけ、存続ほしいですし、少人数学級の実現のほかに、教員持ち時数の上限設定をすすめなければ、ゆとりある職場にはつながりません。

 

2020年12月14日月曜日

「変形労働時間制」導入につながる条例改正案可決

 12日の道議会で、残念ながら、「1年単位の変形労働時間制」に道を開く条例改正案が可決されてしまいました…

付帯決議として、「指針における上限が学校現場で遵守されるよう、実効性ある働き方改革にとりくむこと」が盛り込まれてはいるようです。

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/490896 

2020年12月11日金曜日

北教組調査から浮かび上がった「超勤実態」

ジャーナリストの前屋毅さんは、Yahoo!の記事で

先の北教組の勤務実態調査から、「『持ち帰り労働』がしにくい」職場環境が強化された上、上限指針(超勤は45時間以内)も守らなければならないプレッシャーがあるから、学校現場で在校等時間の過小申告や出退勤時間改ざんにつながっている現状をリポートしています。

 

https://news.yahoo.co.jp/byline/maeyatsuyoshi/20201210-00211920/


2020年12月10日木曜日

「変形時間労働制」条例、議会への提出は、北海道と徳島だけ

 北海道では、このたびの道議会で、学校現場に「変形労働時間制」の導入に道を開く、条例案が提出されています。

 これは、全国的な流れではなく、年内に条例案可決をめざしているのは、ほかに徳島県だけのようです。


https://www.kyobun.co.jp/news/20201209_06/

 

やはり、文科省が制度導入と同時にすすめるとしていた「働き方改革」がすすんでいないので、ほかの県や政令指定都市は見合わせたようです。

2020年12月7日月曜日

ベイエリアにクリスマスツリー

 はこだてクリスマスファンタジーの期間中に、ベイエリアの海上に展示されるクリスマスツリーが今年もお目見え。

例年、カナダから送られるもみの木ではなく、今年は道産のトドマツだそうです。

 


 

 

 

2020年11月25日水曜日

公立小中校の教員の残業「上限」超え58% ~北教組調査~

 9月に北海道教職員組合が実施した、勤務実態調査によって、

指針にある「月45時間」の上限を超える超勤時間の実態が58%にも上ることが明らかとなりました。やらざるを得ない家での「持ち帰り業務」分を加えると、さらに上限を上回る数字になります。

「月45時間」以内に収めるとした「1年単位の変形労働時間の導入」の前提が崩れています…。

北海道教育委員会は、来年度からの導入をめざしていますが、他県は、1年単位の変形労働時間の導入よりも、実効性ある働き方改革を優先しているところもあります。

 

 

 以下は朝日新聞の記者会見を受けた記事です。

https://www.asahi.com/articles/ASNCP6S9TNCNIIPE003.html 

 

 

2020年11月10日火曜日

函館ハリストス正教会

 ハリストス正教会は、今年のクリスマス後から、保存修理工事に入るそうです。工事開始から拝観はできなくなり、外観は、来年の6月から足場が組まれ、見られなくなるとのことです。

 ニュースを知って、写真を撮りました。あまりいい構図ではありませんね…。





 

2020年11月2日月曜日

中教審・中間のまとめが出ましたが…

 先日、今後の教育の方向性を位置づけていく文科省中央教育審議会から「中間のまとめ」が先月出ました。

その内容は、「ビルド・ビルド」的なもので、さらに社会の要請事項を学校教育で何とかしようという姿勢が見えています。

https://www.mext.go.jp/content/20201007-mxt_syoto02-000010320_1.pdf 


学校はブラックな職場との認識が当たり前となり、教員のなり手もどんどん減ってきています…。定員を増やそうにも人が足りません。コロナ禍で、スクールサポートスタッフの財源措置がされましたが、募集しても集まらない自治体もあります。

 

詰め込まれる一方の子ども達も息苦しさを感じたままです…。


文科省は、机上のプランでバラ色の教育を形作るのはもうやめにして、現場の実態・声をとらえた教育の方向性を示していただきたいです。

財務省も、数字で見える部分ばかりで財源措置をするのではなく、子どもと接している現場の意思が直接反映しやすい 教育予算措置をすべきです。

 

妹尾昌俊さんは、「『令和の日本型学校教育』に漂う昭和感と根深い問題」と題した論考をアップしています。

https://news.yahoo.co.jp/byline/senoomasatoshi/20201023-00203775/

 

https://news.yahoo.co.jp/byline/senoomasatoshi/20201023-00204213/ 

2020年10月30日金曜日

車窓からの駒ヶ岳

 森から函館まで砂原支線に乗りました。

 




 

小沼側から駒ヶ岳がきれいにの望めました。

 

 

2020年10月15日木曜日

五稜郭タワー

すっかり、日が暮れるのが早くなりました。

 

このところ、空気も澄んでいる感じがします。

逆さ五稜郭タワー?が五稜郭の堀の水面にきれいに映っていました。

 


 

 

2020年10月6日火曜日

道南いさりび鉄道1日きっぷ

道南いさりび鉄道で、

五稜郭ー木古内間の1日フリー切符が販売されています。

1枚大人700円、子ども350円。

函館駅では駅に併設されている観光案内所で発売されています。 

発売は、来年1月31日までのようです。(函館ー五稜郭間は、JRの料金がかかります)

https://www.shr-isaribi.jp/news/6190/



函館駅停車中の列車


2020年10月1日木曜日

2学期に集中する行事

 コロナの影響があり、

1学期にできなかった行事が2学期に集中しています。

運動会的なもの、学習発表会的なもの、文化祭的なもののほかに、

修学旅行や宿泊研修もです。さらには、主に学力向上を謳った研究会も学校によっては開催されています。

その上、時数の確保に追われていますから、子どもも教職員も息つく時間がありません。


以下のリンクは、コロナ禍の中で、子どものための行事かどうかが危うくなっているとの解説記事です。

 

https://news.yahoo.co.jp/byline/senoomasatoshi/20200929-00200595/ 

2020年9月23日水曜日

秋晴れ

 道南地方、先週は大雨が降った日もありました。

ただ、4連休は、天気に恵まれ、秋晴れの日よりでした。 




函館山の登山道はかなり雨で削られていました


2020年9月15日火曜日

あってはならない 残業時間の過少申告・改ざん

 群馬県の特別支援学校で教員の残業時間が過少に記録されたとの報道がありました。群馬県教委の調査によると、時間外労働の多い教職員に管理職が見直しを求め、そのうちの半数以上が指示と受け止めて記録を書き換えたようです。

校長の日常から権威的な態度もあり、過少申告につながったともしています。

 

https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/238799 

https://www.youtube.com/watch?v=S0pVA3DhXWs


管理職が過小申告や改ざんを指示・放置した場合は、処分の対象になる場合があります。 

「校長等が虚偽の記録を残させるようなことがあった場合には、求められている責任を果たしているとは言えない上、状況によっては信用失墜行為として懲戒処分等の対象ともなり得るものと考えられます」

https://www.mext.go.jp/content/20200717-mxt_syoto01-000001234_2.pdf 

支部教研おつかれさまでした

  12日は、コロナ感染対策を施した上で、今年度の支部教研を実施しました。

 雨模様でしたが、各分会から多数お集まりいただき、ありがとうございました。

 職場の状況交流がメインでした。熱心に討議に参加していただき、少々時間が足りない感もありました。

 また、全体学習会では、本部中央執行委員よりこの間の全道状況や私たちのやるべきことについて提言がありました。多忙感が増す中ではありますが、子どもたちが主人公の学校づくりのために、これからもできることを積み上げていきましょう。

 





2020年9月8日火曜日

残暑続きますね

 9月に入っても、日中は30度近くの気温が続きます。

子ども達も暑さで疲れがたまっているのではないでしょうか。

9月の4連休では、子ども達も教職員もしっかり体を休めるといいのですが。

 

函館山をのぞむ海の景色は、まだ「夏」を思わせる感じです。


 

2020年9月3日木曜日

子どもの幸福度

ユニセフが発表したところによると、子どもの幸福度を調査で、日本の子どもは生活満足度の低さや自殺率の高さなどから「精神的な幸福度」が最低だったとの報道がありました。

詰め込み教育やコロナ禍での同調圧力の強化など、子どもたちをとりまく環境は厳しさを増すばかりです。

  https://this.kiji.is/674042212506420321

 

一気には難しいかもしれませんが、子ども達をとりまく環境を少しでもゆとりあるもの、そして学校や社会を自分らしくふるまえる場所にしていく必要がります。 



2020年8月14日金曜日

今年度は 教育実習なしになりました

 文科省は、今年度の特例措置として、教育実習なしでも教員免許がとれることとしました(実習ができる場合は、実施してよい。しかし、困難な場合は大学での講義などで振り替えることができる)。 

 

 https://www.yomiuri.co.jp/national/20200811-OYT1T50137/

 

 

実習を受け入れる現場の多忙さを考えての ことと思いますが、そもそも初任者に対する対応として学校現場には根本的な問題点(初任者にじっくり向きあえない現場の多忙さ、現場でのポジションにミスマッチ等があった場合でも柔軟に修正できない…)があります。

 

https://news.yahoo.co.jp/byline/senoomasatoshi/20200813-00192933/ 

2020年7月27日月曜日

夏休み 宿題をゼロ、または最低限に

来週から管内の学校で、夏休みが始まります。
今年は、短い夏休み。しっかり休養がとれるよう、ぜひ宿題はゼロ、または本当に必要最低限のものにしてほしいです。

以下の記事で紹介されている横浜市の学校では、宿題をゼロするそうです!

https://news.yahoo.co.jp/articles/ba04adf5d5fbba5f989d5e5314d773fe5eceacf7?page=1


先週、森町・鷲ノ木に立ち寄りました。





2020年7月20日月曜日

消毒・掃除にも追われる現場


あまり道内では、報道されませんが、
学校での消毒や掃除は、学校の職員に任されているケースがほとんどです。
時数の確保が命題となっていて、学習の遅れを取り戻すのもたいへんな中、
この場でも前からお知らせしていますが、毎日の消毒と掃除にも追われています。

 以下は福岡市の現場の記事ですが、状況は北海道も同様に感じられます。

 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/627581/


 さらに福岡市では、教職員の休養にあてるため、学校閉庁日を長期に設定しているとのことです。

2020年7月14日火曜日

来年度高校受験 出題範囲縮小

北海道教育委員会が、来年度の高校受験での出題範囲を縮小するとの報道がありました。

https://resemom.jp/article/2020/07/13/57185.html

中学3年生で履修する内容で縮小されているものが多いようですが、
受験勉強の際は、 発表された範囲をしっかりおさえてのぞんでくださいね。
例年と全く違う状況下の中での受験ですが、自分の目標をかなえるべく、受験勉強をがんばってください!



2020年7月6日月曜日

教職員のメンタルヘルス対策等に関する通知

文科省から「伴う等にて()」が出ています。

 うことにより、勤務が過重とならないよう留意することなどが記載されています。

消毒作業等に追われる中、各学校で実効性あるとりくみをしてほしいものです。

https://www.mext.go.jp/content/20200630-mxt_kouhou01-000004520_1.pdf 

消毒作業に追われる毎日

毎日の消毒作業がたいへんである、との声が現場から届いています。
自治体によっては、委託をして専門の方に作業をしてもらっているところもあるようです。

以下は、コロナ対策の中、現場で苦闘している学校現場の記事です。

https://dot.asahi.com/aera/2020070200040.html?page=1



5日の熊本豪雨による被害が予想を上回るものになっているとのこと。これ以上の被害が出ないことを祈ります。




2020年6月29日月曜日

一人でかかえずに…

今年度も道内で、たくさんの新採用の教職員が学校現場で奮闘しています。
すぐに新型コロナウィルスの対応で、通常とは違う学校対応に直面し、例年以上にハードな毎日を送って居ることと思います。

臨時採用の経験がある方は、いろいろ見通せるかもしれませんが、学校卒業後すぐ現場に入った先生方は、わからないことばかりではないでしょうか。
何でも一人でかかえずに、周りに相談したり、頼ったりするようにしてください。

先生方それぞれが、自分のことで精一杯の毎日かもしれませんが、職場全体にも目を配り、互いをサポートする余裕を持ちたいたいものです。

以下は、「多忙で孤立 壊れる教員たちの過酷すぎる現実」という記事です。

https://toyokeizai.net/articles/-/358745



先日でかけた松前で、小雨交じりの中、松前城に立ち寄りました。

2020年6月22日月曜日

部分日食

昨日は夏至で、道南でも部分日食が見られた日でしたね。







スマホと観測用メガネでなんとか撮ってみました。
雲も写っていますが…。


2020年6月11日木曜日

教科書重点化

先に文科省は、「学習活動等の重点化にかかわる留意事項」を通知しました。
多くは、学校授業でできないのものは、家庭学習や宿題に振り分けるというもので、
残念ながら思い切った精選ではありませんでした。

https://www.mext.go.jp/content/20200605-mxt_kouhou01-000004520_1.pdf#search=%27%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8+%E9%87%8D%E7%82%B9%E5%8C%96%27

主要教科ばかりに特化できないかもしれませんが、大胆な学習内容の簡素化・削減の方向性を示してほしかったです。ただでさえ、今年度から小学校4年生以上は毎日6時間授業なのですから…

https://news.yahoo.co.jp/byline/maeyatsuyoshi/20200611-00182704/

「教科書協会」では、小6と中3の教科書について、重点化案をそれぞれの教科書で示しています。

http://www.textbook.or.jp/textbook/reference2020.html


2020年6月5日金曜日

教科書展示会、教員免許有効期間延長

 今年度の道内の教科書展示会が下記のリンクにある通り開催されます。http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/gky/kyokasyo/r2tnjikai.pdf

 今年度は、学習指導要領改定に伴い、中学校の教科書が採択され、来年度から新しいものとなります。(昨年度は、小学校の教科書が採択され、今年度より新教科書使用)


 教員免許の有効期限も2年の延期が決まりました。今年度期限切れがせまっていた教員は無理して受講しなくても良くはなりましたが、現制度は教員に負担を強いている(受講料、時間)側面が強いので、早期に見直し・撤廃してほしいものです。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020060500568&g=soc





2020年6月2日火曜日

学校再開

5月中旬から、分散登校が開始されていましたが、
昨日から道内の学校も再開となりました。

子どもたちはもちろん、学校関係者のみなさんも、昨日は帰宅後、ドッと疲れが出たのではないでしょうか。
コロナ対策がある中で、不自由な部分が多々ありますが、少しずつ、本来の学校の姿に近づけられる状況になってほしいです。


夏の甲子園も中止の発表がされましたが、各地方大会は、都道府県の高野連の判断に任されるようです。野球だけでなく、子どもたちのさまざまな活躍の機会を何とか生み出してほしいものです。

五稜郭公園では、フジの花が、きれいに咲き出しています。


ほぼ咲きそろったツツジも




2020年5月28日木曜日

来年度からの「9月入学」は見送りの方向に

多様な入学のあり方は今後も検討すべきですが、一律に来年度から学校を9月入学にするとの方向は見送りになりそうです。




拙速な9月入学の議論の前に、しばらく続くであろうコロナ感染対策下で、子どもたちの生活や学びの場をどうしていくかの方策や環境づくりに知恵をしぼりたいです。

2020年5月27日水曜日

登校再開へ

先週から、石狩管内をのぞく道内でも分散登校がはじまっています。今週からは、ほぼ毎日登校となっている学校もあります。
非常事態宣言の解除をうけて、6月1日からは、学校再開となります。


すでに明らかになった管内の自治体では、夏季休業が15、16日間程度、冬季休業が16~18日間を予定しているとのことです。

文科省は、感染のおそれがある地域の小中学校に対して3100人の教員を加配する方針とのことです。


しかし、自費負担の教員免許更新制度があり、更新をしない元教員も多数おります。すぐに加配措置をするのが難しい地域もあるのではないでしょうか。

2020年5月13日水曜日

教育課程の精選こそ!

文部科学省より、休校で履修できなかった学習内容を上の学年に繰り延べて、2~3年で遅れを取り戻す方針が示されました。(小学校・中学校)
小6と中3は優先的に登校させて、繰り越しなしで年度内に遅れを取り戻すものとしています。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200513-00000210-nnn-soci

数年かけたとしても、遅れを取り戻すために、夏休み・冬休みがほぼなくなり、7時間授業や土曜授業が毎週行われてしまうことが懸念されます。

そもそも、膨らみすぎてしまった学習指導要領をすべてこなすのは、無理があります。
普通にやっていけたとしても、今年度から、4年生以上は毎日ほぼ6時間授業のカリキュラムなのです。

学校行事の時間を確保するためにも、文科省には、今年度の教育課程を思い切って精選する英断をし、子ども達に負担を強いないでほしいです!


2020年5月7日木曜日

臨時休校は31日までへ

4日、緊急事態宣言の延長を受けて、知事は道内の臨時休校は31日までとし、分散登校については少なくとも15日までは慎重に取り扱うよう要請しました。
道教育委員会は、分散登校に関して15日までは必要最低限度で行うものとし、18日以降からは、段階的に 回数を増やすなどするよう求めています。

http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/ktk/corona_020504_shityoson.pdf

札幌圏を中心とする道内の新型コロナ感染状況は、まだ収まりを見せていません。
まだ、辛抱が必要です。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200507-00000154-stv-hok


連休中は、桜を見に来る方もまばらで、ほとんどの方がマスクを身につけて、サッと終えていました。






2020年4月27日月曜日

高校総体中止

高校総体(インターハイ)の中止が決定されました。
中体連の大会も中止の方向だそうです。

大会にむけて準備を重ねてきた選手のみなさんにとっては
言葉だけでは表せない残念さが広がっていることでしょう。

今年度にあっては、学校が例年の教育課程の履修に追われないよう、
そして、子ども達の活動の場を保障できるよう、
文科省が、今年度用の思い切ったカリキュラム案を示し、
 コロナウイルスの収束後は、三年生も参加しての秋期大会や
分散での記録会等が実施できるようにしてほしいものです。




2020年4月17日金曜日

再び 臨時休校に

緊急事態宣言を受けて、来週より道内の全部の学校が休校に入る見込みとなりました。
新学期がはじまり、せっかく学校のリズムにも慣れてきたころですが、しかたないですね。
子ども達も教職員も感染リスクを減らすべく、辛抱です。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200417/7000020258.html

全国学力テストや体力テストの中止も決まりましたが、この状態で年間の授業カリキュラムをこなすのは、もう無理と思われます。
文科省には、今年度にあっては各学年の必要最低限の学習内容を提示してもらい、学校はその内容を履修する機会だけは確保し(最低限以外のものは、弾力的に扱う)、登校再開後もゆったりした時間割で授業ができ、さらには延期した行事も実施できるようサポートをお願いしたいものです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200417-00000086-jij-soci

閉店や休業の措置によって、さまざまな業種の方々の収入に影響してしまいますが、新型コロナウイルスがおさまった時には、職員団体としても地域の活発な経済活動に寄与したいと思います(小さい寄与ですが…)。

2020年4月9日木曜日

ガイドライン等改訂

新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、道内でも感染拡大第2波の発生が心配されます。
学校運営は予断を許しませんが、 文科省より示されている各種ガイドラインが改訂されています。


 新型コロナウイルス感染症に対応した小学校,中学校,高等学校 及び特別支援学校等における教育活動の再開等に関するQ&A

新型コロナウイルス感染症に対応した臨時休業の実施に関するガイドライン 


また、道は5月中旬までの間、全ての中学校、高等学校のスポーツ大会の自粛又は延期を求めています。

道教委の新型コロナ対策にかかわる通知のサイト
(古い日付で並んでおり、下の列へすすむと、最新の発出通知が現れます)
 

日教組書記長は、「緊急事態宣言」にかかわり、談話を表明しました。
学校現場は感染防止に追われながら、子どもたち一人ひとりに対するきめの細やかな対応が必要として、文科省や教育委員会に対して、諸事業・諸調査の中止・削減を求めています。  



2020年4月6日月曜日

お悔やみ申し上げます


北海道教育委員会の佐藤嘉大教育長の訃報に接し、謹んでお悔やみを申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。


2020年4月5日日曜日

明日から新学期

国内では新型コロナウイルス感染拡大がおさまっていませんが、明日から、北海道では多くの学校で新学期がスタートですね。
特に小学校の新1年生は入学式を心待ちにしていることでしょう。

引き続き、感染予防につとめながら、友達とふれあえて楽しい、学びが楽しい、と思える学校にしたいものです。






周辺の空き地には、ふきのとうが顔を出していました。




2020年3月17日火曜日

学力テスト延期へ


新型コロナウイルスの影響で、学力テストの延期が発表されるようです。
 
学力テストにかかる膨大な予算や子どもと学校への負担も考えて、
今後は抽出調査に戻すなどの措置が必要なのではないでしょうか。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200316-00000045-ann-pol


2020年3月13日金曜日

卒業おめでとう ただ、こんな形で申し訳ないです

道内の多くは今日が、中学校の卒業式、19日は小学校の卒業式です。

中学校3年生のみなさん、卒業おめでとう。
コロナウイルス感染対策の影響で、北海道からの指示もあり、
その多くが在校生は参加せず、また保護者の参加に制限がある形での開催となってしまいました。
内容も、簡素化されたものとなり、たいへん申し訳ないです。
いろいろな思いでこの日に心を向けていたのに。。

大人が早いうちから感染対策をやるべきだったし、
せめて卒業式は、予定されている形でできるように
準備をするべきでした。 ごめんなさい。

この3月は、家でいなければならなく、それも
きついことと思います。でも、このフリーな時間
(不自由ではありますが)で何かつかんでください。
たぶん、大人の一方的な論理や社会の矛盾も感じていることでしょう。
また、今まで、時間に追われた生活をしていたのなら、
ぼんやりするのもいいではないでしょうか。




2020年3月11日水曜日

震災から9年


東日本大震災から9年がたちました。
汚染水処理の問題を含めて、まだまだ課題が山積みです。
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200311-58481179-business-soci

3月に入って避難指示の解除が広がっていますが、
ふるさとへの帰還はあまりすすんでいないようです。
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-00000023-jij_afp-int

ふるさとの方々が望んでいることに、耳を傾け、予算をかけ、
生活を後押ししてほしいものです。

2020年3月4日水曜日

がんばれ、受験生

今日は、公立高等学校の入試日ですね。
新型コロナウイルス感染対策の影響で、さまざまなハンディがあった中での本番ですが、落ち着いて、問題にとりかかり、今までの成果を120パーセント発揮してください!

2020年3月3日火曜日

分散登校の方向が示されましたが…

北海道では、早ければ今週から分散登校の方向が示されました。
教室には、集めずに1時間程度、体育館などで学習状況の確認や健康観察をするものとされています。
(その後、机の間を1m~2m離して教室を利用する方向も示されました)


この状況ですから、宿題を回収し、先生方がマル付けをし、さらに新たな宿題を課す場が中心にならないことを期待します。
互いが元気であることを確認し、思いを伝え合う場であれば意義があると思いますが、もしかしたら、マスクが用意できない子もいるかもしれませんし、家庭の事情で、すでに親戚宅で過ごされている子もいるかもしれません。さまざまな配慮のもと、現場での声を聞き実施してほしいものです。

また、現場の教職員からは、休校にともない、「低学年の子をかかえているが、子どもを預けるところがなく、しかも年度末に終わらせなければならない業務もかかえていて、これから長期間どうすれば?」との苦しい胸の内を語る声も寄せられています。
文科省では、在宅勤務の柔軟な運用や子の世話を行うための休暇の運用を通知しています! いちはやく現場に浸透させるべきではないでしょうか。

https://www.mext.go.jp/content/202002228-mxt_kouhou01-000004520_1.pdf

https://www.mext.go.jp/content/202000302-mxt_kouhou01-000004520_5.pdf


その後、都道府県レベルでも、文科省の通知を受けた対応がなされたようです。
(3月5日)

2020年3月1日日曜日

状況をみて、子どもたちに説明する機会を

新型コロナウイルス感染を防ぐため、
先週、いち早く北海道で、一週間程度の全道一斉の休校が要請されたのに引き続き、全国での春休みまでの休校が政府によって、要請されました。

感染拡大を防ぐための措置とはいえ、あまりも急で、
現場の様々な事情はほとんど考慮されていません。入試や卒業があるこの時期、措置を講じるにしても、学校には準備期間が必要でした。感染の広がりにもよりますが、このようになってしまった経緯を子どもたちに説明する機会があってもいいのでではないでしょうか?
(その後、分散登校の方向が示されました)

学力テスト?対策のための宿題を家庭にどっさり送ればいいで終わることなく、(安易に集まるのでは感染を防ぐ意味が小さくなってしまいますが、)少し状況をみて、子ども同士の語りの場や先生方の思いを告げる場の確保を社会全体でも考えてほしいものです。

2020年2月13日木曜日

新型コロナウィルス収束を…

管内では、インフルエンザもはやっており、学校によっては、学級閉鎖などの措置がとられています。この時期は、引き続き予防対策につとめたいところです。

そして、
今、ニュースで持ちきりの新型コロナウィルスのいち早い収束を願います。過剰反応しないながらも、情報を正しく判断して対応していきたいですね。


先週、まったく雪のなかった 道南に降雪がありました。
グリーンベルトにある月光仮面を撮影してみました。(逆光ですが…)
色は塗り直されているようで、古さは感じさせません。


月光仮面の原作者である川内康範さんが函館市に1974年に寄贈したものだそうです。
生まれ育った函館への 恩返しと平和への思いが託されているそうです。


2020年1月21日火曜日

学力テストのあり方について広く議論を

来年度の「全国学力・学習状況調査(学力テスト)」にむけて、冬休み中から宿題や補習などの形で、程度の差はあれ、道南の小中学校でも対策が行われています。

特に、新小6や新中3となる学年は、このあと春休みから4月にかけて、テスト対策に追われることになります。

もともと本来は、全国やそれぞれの地域の全体的な傾向をつかむのが学力テストの目的でしたが、やがて各校での授業改善のためのものにもなり、自治体ごと、学校ごとの競争になってしまいました…(結果で一喜一憂しているのは、大人たちだけかもしれません)。

https://news.yahoo.co.jp/byline/ryouchida/20191230-00157027/

子どもたちに対する公教育のあり方としてどうなのか、学校への多大な負担としてどうなのかを今一度振り返り、今後の学力テストのあり方について、子どもたちの意思もくみ取りながら議論すべきなのではないでしょうか。

毎年学力テストに50億円が使われているそうです…。

 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53806