昨日は、今年度の北教組渡島支部教育講演会を開催しました。
連合所属のみなさんや退職した教職員の方にも参加をよびかけ、約130名の参加がありました。
講師は横路孝弘さん。「日本社会と子どもの現状」と題して、横路さんはこの講演会のためだけにわざわざかけつけてくださいました。
「教え子を再び戦場に送らない」の決意のもと、教職員の労働組合が結成されていった過程をご自身の両親の足跡と照らし合わせながら語った上で、教育現場が自律的でなければない必要性を強調してくださいました。
また、諸外国と比較して、いかに日本の子どもたちが子どもらしさを失わされているか(大人たちの論理によって)、を解説。フィンランドの例を挙げながら、宿題を一切なくすことによって学力向上につながる可能性などを指摘しました。
平和国家として戦後歩んできたこの国の大事な部分が、現政権によって今瓦解しようとしていると述べ、これをおしとどめる良識ある市民の行動力に期待をかけるとして、講演を終えられました。
まだまだ、話すべきことがたくさんあり、1時間半ほどの時間では足りない講演会でした。
参加のみなさま、最後までありがとうございました。
2016年12月4日日曜日
2016年11月27日日曜日
2016年11月23日水曜日
返還義務なしの奨学金
今年度も北教組は、返還義務なしの奨学金事業を実施します。
来春進学予定の中学3年生に対して、返還義務なしで、3月に10万円を支給する奨学金です。全道での募集人数は300名です。申請締め切りは12月22日。函館市を除く渡島管内の対象の方は、北教組渡島支部の方へ申請をしてください。
(渡島支部 ℡ 0138-51-7739)
詳細はこちらを
http://www.hokkyoso.or.jp/hokkyoso_1/a_con/con_01.html
来春進学予定の中学3年生に対して、返還義務なしで、3月に10万円を支給する奨学金です。全道での募集人数は300名です。申請締め切りは12月22日。函館市を除く渡島管内の対象の方は、北教組渡島支部の方へ申請をしてください。
(渡島支部 ℡ 0138-51-7739)
詳細はこちらを
http://www.hokkyoso.or.jp/hokkyoso_1/a_con/con_01.html
2016年11月20日日曜日
オータムスクール
先週は、函館市・渡島・檜山の若手教職員を対象とした「オータムスクール」を開催しました。道徳に関する学習会、青年部の活動紹介、ボランティア報告会、ボウリング大会、晩は懇親会と…、盛りだくさんの内容でしたが、最後までおつきあいをありがとうございました!
2016年11月9日水曜日
過労死を繰り返さないために
新入社員の女性が昨年、自死した事件をきっかけとして、先日、厚生労働省による強制捜査(違法な長時間労働を強いた疑い)が電通に入りました。電通社員による自死はこれがはじめてではありません。しかし、今回も繰り返してしまったのです。
私たち労働組合は、こうした悲しむべきことが生じないように、日々のとりくみをしています。しかし、まだまだ過労死にストップをかける大きな流れをつくりえていません。
教職員の現場も過酷です。月に100時間を超える超勤をしている先生方はざらにいるでしょう。夜遅くまで煌々と職員室の明かりがともり、持ち帰り労働なくしては仕事は終わりません。そのような中で、心の病により一線を引かざる得ない先生がたくさんいます。かつては、「夏休み・冬休みがあってうらやましい」との声も聞かれましたが、最近では、休業中も休むことがままならない状況になっています。
過労死の問題が明らかになってから、もう何十年もたちました。人間らしい働き方ができる社会になるよう、法整備や働く環境をまだまだ変えていく必要があります。そのためには、みんなが声をあげ、当たり前の権利を行使できる状況をつくっていかねばなりません。「自分は今大丈夫だから」という無関心や人任せが何よりのブレーキになってしまいます。労働組合への理解、そして積極的な参加をよろしくお願いいたします。
私たち労働組合は、こうした悲しむべきことが生じないように、日々のとりくみをしています。しかし、まだまだ過労死にストップをかける大きな流れをつくりえていません。
教職員の現場も過酷です。月に100時間を超える超勤をしている先生方はざらにいるでしょう。夜遅くまで煌々と職員室の明かりがともり、持ち帰り労働なくしては仕事は終わりません。そのような中で、心の病により一線を引かざる得ない先生がたくさんいます。かつては、「夏休み・冬休みがあってうらやましい」との声も聞かれましたが、最近では、休業中も休むことがままならない状況になっています。
過労死の問題が明らかになってから、もう何十年もたちました。人間らしい働き方ができる社会になるよう、法整備や働く環境をまだまだ変えていく必要があります。そのためには、みんなが声をあげ、当たり前の権利を行使できる状況をつくっていかねばなりません。「自分は今大丈夫だから」という無関心や人任せが何よりのブレーキになってしまいます。労働組合への理解、そして積極的な参加をよろしくお願いいたします。
2016年10月21日金曜日
さようなら原発 北海道集会
遅い報告となりましたが、10月8日(土)、札幌で開催された「さようなら原発 北海道集会」に渡島支部メンバーも参加してまいりました。
参加者は、泊原発再稼働反対や自然エネルギーによる政策の転換を確認しあい、集会のあとは、札幌市中心部で デモ 行進を行い、「再稼働反対」「さようなら原発」を訴えました。
2016年10月12日水曜日
学力テスト結果公表になりましたが…
先月29日に学力テストの結果が公表になりました。
子ども達に学力をつけるのが教育の役目であります。しかし、点数至上主義の風潮はなかなか変わりません。また、これだけ資金をかけて行う必要性が本当にあるのでしょうか。
今回は業者のミスで結果公表がおくれました。
http://www.asahi.com/articles/ASJ8L5PXZJ8LUTIL02N.html
全部の県を並べれば、当然順位がつきますが、 目を見張るべき差はなくなっています。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/278423
学力テストが上位であることが、子ども達に地域にメリットがあるのでしょうか。
http://www.dailyshincho.jp/article/2016/09301340/?all=1
子ども達に学力をつけるのが教育の役目であります。しかし、点数至上主義の風潮はなかなか変わりません。また、これだけ資金をかけて行う必要性が本当にあるのでしょうか。
今回は業者のミスで結果公表がおくれました。
http://www.asahi.com/articles/ASJ8L5PXZJ8LUTIL02N.html
全部の県を並べれば、当然順位がつきますが、 目を見張るべき差はなくなっています。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/278423
学力テストが上位であることが、子ども達に地域にメリットがあるのでしょうか。
http://www.dailyshincho.jp/article/2016/09301340/?all=1
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