昨日は、今年度の北教組渡島支部教育講演会を開催しました。
連合所属のみなさんや退職した教職員の方にも参加をよびかけ、約130名の参加がありました。
講師は横路孝弘さん。「日本社会と子どもの現状」と題して、横路さんはこの講演会のためだけにわざわざかけつけてくださいました。
「教え子を再び戦場に送らない」の決意のもと、教職員の労働組合が結成されていった過程をご自身の両親の足跡と照らし合わせながら語った上で、教育現場が自律的でなければない必要性を強調してくださいました。
また、諸外国と比較して、いかに日本の子どもたちが子どもらしさを失わされているか(大人たちの論理によって)、を解説。フィンランドの例を挙げながら、宿題を一切なくすことによって学力向上につながる可能性などを指摘しました。
平和国家として戦後歩んできたこの国の大事な部分が、現政権によって今瓦解しようとしていると述べ、これをおしとどめる良識ある市民の行動力に期待をかけるとして、講演を終えられました。
まだまだ、話すべきことがたくさんあり、1時間半ほどの時間では足りない講演会でした。
参加のみなさま、最後までありがとうございました。
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