2018年7月31日火曜日

教職員の労働環境

夏休みに入りましたが、
学校現場のみなさんは、部活や学校での補習等、研修などで忙しい日々を送っているのではないでしょうか。

「働き方改革」と言いながら、学校に「閉庁日」が設定されたほかは、教職員の労働環境を向上させる施策はあまり見当たりません。
※閉庁日であってもそれぞれの職員の既存の有給休暇等で処理されます。新たに休暇が措置されたわけではありません。


内田良先生が、教職員の労働環境についてまっとうな指摘をしています。

 __「子どものため」に教員が命を削って仕事をしているにもかかわらず、文科省にたずねてみれば「(残業のことを)好きでやっている」「みずからの意志で、勝手に居残っている」と回答される。これほどまでに理不尽な答えがあるだろうか。
 学習指導要領が改訂されるたびに、また通知が発出されるたびに、次々と新たな業務や課題が学校現場に降ってくる。そしていまや、他職種も驚くほどに、教員はブラックな職種になってしまった。
 それにもかかわらず、肝心の国は「好きでやっている」と答える。膨大な業務を学校に課しておきながら、「好きでやっている」と見放すのはあまりに残酷だ。教員はこの事態にもっと怒ってよいと、私は思う。残業代が支払われないという金銭的な問題である以上に、私は、これは教員の尊厳にかかわる問題だと考える。

https://news.yahoo.co.jp/byline/ryouchida/20180731-00091402/



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