2017年8月31日木曜日

全国学力テストの結果が公表されましたが…

今年度も全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)の結果が公表されました。


現場や各教育委員会、マスコミは、学校や市町村、都道府県単位で全国平均を上回ったか、下だったのかに、一喜一憂しています。
文科省は、小さな差は、学力の差ではないとしながらも、平均よりどうだったかが、焦点化されています。


目的は、児童生徒の状況を把握し、授業改善に役立てるものとされていますが、実際のところ、授業改善よりも、学力テスト対策がどの学校でも行われ、過去問の実施やプリントづけによって点数を上げる策ばかりのようです。放課後学習と言いながら、実施的な7時間目の授業になっている学校もあるのではないでしょうか。


子ども不在の学力テストに、毎年何十億という予算が使われています。調査だけならば、抽出で十分です。学力テストの在り方は見直す必要があるのではないでしょうか。



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