日本の高等教育の学費は、世界的にみて高額にありながら、奨学金制度は全く遅れています。にもかかわらず、奨学金といいながら、高額のローンを押しつけている「日本学生支援機構」は、このたび、奨学金の未返還率の高い大学や専修学校を学校別に公表するとの方針を打ち出しました。
http://www.asahi.com/articles/ASJ3K52W4J3KUTIL02L.html
未返還がありながらも、日本学生機構は、十分な利益をあげているようです。
http://biz-journal.jp/2014/06/post_5119.html
「支援機構」と名のつく機関がやるべきことは、未返還率の学校を公表し、取り立てを強化し、学校の序列化をまねくことではなく、奨学金という名の高額ローンを一刻とも廃止し、給付型の奨学金を整備すること、せめて無利息の奨学金制度に戻す方向に修正することです。
これ以上の貧困と格差の進行はもうやめにしましょう。
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